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スーパーライナー(Superliner)は、アムトラックが保有する2階建て客車の愛称。バッド社が1950年代から1960年代にかけてアッチソン・トピカ・アンド・サンタフェ鉄道の列車「エル・キャピタン」(El Capitan)用に製造した「ハイレベル」(Hi-Level)という客車に範をとり、2階に主客室と通路、1階に出入口を配置する構造を有する。車体はステンレス鋼製で、300両以上が1979年から1981年までプルマンで製造された。1993年には後継モデルのスーパーライナーIIも登場、ボンバルディア・トランスポーテーションで製造されている。 車体寸法は長さ85フィート(25.9メートル)、幅10フィート2インチ(約3.1メートル)、高さ16フィート2インチ(約4.9メートル)で、重量はコーチ(座席車)で148,000ポンド(67トン)に達する。 == 車種 == ;スリーパー(寝台車) :個室で構成され、二段ベッドを装備する。125両が製造された。 : *2階/シャワー・トイレ付き個室(2人用「デラックス」):5室、ルーメット(2人用「スタンダード」/「エコノミー」):10室、便所 : *1階/家族用個室(大人2人+小児2人):1室、トイレ付き身体障害者用個室:1室、ルーメット:4室、便所、共同シャワー室 ;コーチ(座席車) :2人がけのリクライニングシートがシートピッチ50インチ(1,270mm)で並び、座席定員は標準仕様で1階12人+2階62人。1階には身体障害者および同伴者用の客室と便所・洗面所・更衣室が備わる。スーパーライナーI で102両、スーパーライナーII で38両が製造された。 ;バゲージコーチ(荷物・座席合造車) :コーチの1階客室部分を荷物室としたもの。48両が製造されたが、一部は荷物室を喫煙所やアーケードカー(列車内ゲームセンター)に転用された。 ;コーチ・カフェ :コーチの1階客席部分にカフェを設置。 ;ダイナー(食堂車):2階を食堂、1階をキッチンとしているが、他の客車との通路は2階に設置されている。69両が製造された。 ;ラウンジ :2階部分にラウンジがあり、屋根肩部には天窓が設けられている。1階は便所・洗面所とカフェ。 ;トランジションドーム(Transition Dorm) :ハイレベルカーのグループとシングルレベル(通常の高さ)のグループの車両とを連結し、貫通させる際に用いられるアダプター的な車両。ドームと称するが、かつての「ドームカー」のような展望車ではない。車端に階段が設置されており、車両の前後で貫通路の高さが異なる。在来型車両の端部を嵩上げしてスーパーライナーと連結できるようにしたドーム車もある。 ;トランジションスリーパー :ハイレベルスリーパーの貫通路の一端に階段を設け、幌の高さをシングルレベルカーに合わせた車両。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「スーパーライナー (客車)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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